皆さんこんばんは。
毎年この時期になると「パーマかけたんですか?」
と聞かれます。
答えは「ノー」です。
私はくせ毛なのです。
しかし断じて天然パーマではないんです!!
ただちょっと髪の毛が柔らかいだけなんです!!
生まれ変わったら
しっかり直毛、それとあわよくばぱっちり二重になりたい
ヒデナリズムこと東秀也です。
今日はドラムスローン(イス)の高さについて解説したいと思います。
イスの高さの重要性
皆さんはドラムセットに座った際に前の人が使用したイスの高さのままドラムを叩き初めていませんか?
それが自分に合った高さであれば問題ありませんがいつもとあまりに違う高さのままプレイしてしまうと「いつもは出来るのに今日は何故か出来ない」なんていう事にもなってきます。
そうなってしまえばモチベーションが下がるばかりで練習の成果は出ません。
また自分に合っていないイスの高さでプレイしていると腰や股関節を痛めてしまいやすくなります。
そしてドラムは下半身が安定してこそ良い演奏が出来ます。
下半身がしっかり安定すればドラムの演奏の安定感も大幅に変わってきます。
というようにイスの高さというのはドラムを演奏する上で非常に重要なポイントになります。
ちなみにドラムのイスの事を本来はドラムスローンと呼びますが今回はイスでいきたいと思います。
では実際にどういう高さが良いのでしょう?
実際のところ身長や足の長さは人によって違うものなので理想のイスの高さを一概に決めることはできません。
ですので一般的なイスの高さについて解説していきたいと思います。
一般的とされるイスの高さ
上にも書いたようにここで説明するものはあくまで「一般的」と言われるセッティングの説明です。
決してそれ通りにしないといけないというものではありません。
ここで説明する内容を理解したうえで自身のやりやすいセッティングを見つけてもらうのが一番良いと思います。
ではまず一般的に標準と言われるイスの高さです。
この画像を見てみましょう。

一般的にバランスが良いとされているのが股関節から膝にかけてが緩やかに下がっていくぐらいの高さに調整するというものです。
こうする事によって後で紹介する高めと低めのセッティングの中間ぐらいになりどちらのメリットも程よく得ることができます。
ではイスを高くするのと低くするのではどういったメリット、デメリットがあるのかも説明していきましょう。
イスの高さの違いによるメリット、デメリット
まずはイスを高くした場合です。
イスを高くすると股関節から膝にかけての傾斜が当然きつくなります。
そうなるとバスドラムを踏む際にあまり足を上げずにバスドラムを踏む動きができるので楽にバスドラムを演奏することができるのがメリットです。
ただし重心の位置が高くなってしまうため上半身が不安定になり安定感がなくなりやすいのがデメリットです。
次はイスを低くした場合です。
イスを低くすると足全体の重みをキックペダルに乗せれるので迫力のある重たい音を出しやすくなります。
ただしペダルを踏む際に足全体を上げる形になるので疲れやすくなるのと腰や股関節に負担がかかりやすくなります。
このようにイスの高さによってメリットやデメリットがあります。
ただ練習や慣れによって問題なく演奏できるようになることもあります。
大事なのは「自分にはどれぐらいの高さが合っているか?」「高くしたらどうなるか?低くしたらどうなるか?」等のように考え実際に色々試してみることだと思うので色々試してみて下さい。
そしてドラムのイスのもう一つ大事なポイントが
イスとドラムセットの距離です。
ドラムセットとイスの距離感
この画像を見てみましょう。

上で見た画像より膝がバスドラムに近づいているのがお分かりでしょうか?
ドラムセットで練習する際などにタムの移動のしやすさ等を考慮してこの画像のようにイスの位置をドラムセットにかなり近づけてしまう人が多くいます。
ここで重要になってくるのが膝と足首の位置です。
この画像の線のように横から見た際に足首より膝が前に出てしまっていると足首が固定されてしまい柔らかく足を動かすことが出来ないのでバスドラムを楽に踏むことが出来ません。
これはハイハットペダルでも同じです。
ですので上の画像のように横から見た際に膝より足首が前に出るようにイスの位置を調整しましょう。
そうすることで最初はタムやハイハットまでの距離が遠く感じると思いますがプレイしていくうちに慣らしていくことが出来ます。
最初にも説明したように下半身が安定すればドラムのプレイそのものが安定します。
是非自分にとってベストなセッティングを見つけて下さい。
では今日はここまで!!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!!
ドラムに関する質問やリクエスト等ありましたらお気軽にご連絡下さい。
コメント
ツインペダルについて、教えて下さい。上手になりたいです。
コメントありがとうございます。
承知しました。
今決まっているテーマを書き終わったら次に書かせてもらいますね!
[…] ドラムのイスの高さと距離感 […]