皆さんこんばんは。
久しぶりの更新になってしまいますが今回も再アップシリーズです。
今回は基本的なテクニックになるので一度見ていただいた方も是非復習として見てみて下さい。
ルーディメンツ
さて皆さんはルーディメンツとういう言葉をご存知でしょうか?
英語で書くとrudimentと書きますが一般的な意味は「基礎」という意味だそうです。
いわゆる打楽器の基本的な奏法を集めたものの名称です。
ルーディメンツを練習する事によってスティックをコントロールする能力を格段に向上させることができます。
またリズムやフィルインに応用してプレイの幅を広げる事ができます。
有名なドラマーの多くが習得しているテクニックですので上手になりたい方はしっかり練習して身に付けましょう。
ルーディメンツは今現在打楽器芸術協会(PAS)が定めた40種類があります。
ただ40種類全てを練習する必要はないと思います。
私も調べたら知らないやつがありました。笑
ここでは実際によく使われるテクニックにをいくつか書いていこうと思います。
シングルストロークロール
まず今回はシングルストロークロールです。
難しそうな名前ですが
要は左右交互に叩く連打です!
こんな感じですね。
皆さんがいつもやってるやつですよね。
まずシングルストロークはある程度の速さまでは叩けるようにしておいた方が良いと私は思っています。
シングルストロークを速く叩くということは手首や指を速く動かすことになるので、手首や指を上手に柔らかく使えているということに繋がります。
ですのでシングルストロークが早く叩ける事で出来ることは増えていきますからシングルストロークは非常に重要ということになります。
練習法は
ひたすら何かをスティックで叩きましょう!!
上の動画のように練習台があるといいですがなければクッション等何でも良いと思います。
練習する際は左右のストロークの高さや動きが出来るだけ揃うように意識するようにしましょう。
またメトロノームを使い出来るだけ1分間ぐらいは継続させるようにしましょう。
そしてシングルストロークを上達させるポイントは
根気です!笑
シングルストロークロールは1、2日で上手にはなりません。
地道に続ける事により速くなっていくものです。
なので根気強く続ける事がポイントになってきます。
出来れば練習したメトロノームのBPMを覚えておいて少しずつ速さを上げていくようにしましょう。
ただ楽しいと言える練習ではないと思うので好きな曲等に合わせてやると楽しくできると思います。
シングルストロークの応用
では次はシングルストロークロールが速くなるとどんな事が出来るのか?
という所も書いていきましょう。
ルーディメンツは基本的にスネアドラムや練習台で演奏するテクニックです。
ただそれをドラムセットに応用して使うものでもあります。
ルーディメンツの練習はどうしても単純な練習になりがちなのでドラムセットに応用する事をイメージしてモチベーションを下げないように練習する事をオススメします。
ではこんな譜面を演奏してみましょう。

シングルストロークロールを使ったフィルインです。
今回は32分音符を使ってのフィルインです。
スネアドラムからフロアタムまで順番に回していくので動きはシンプルですがそれなりの動きの速さが必要になるのでシングルストロークロールが速く演奏できるように日頃からしっかり練習しておく必要があります。
また速いフレーズを演奏する際はついつい力が入ってしまってストロークが高くなってしまいがちです。
ストロークが高くなってしまうと連打の速度が上がりにくくなってしまうので力が入りすぎないように注意しストロークの高さを下げるように意識しましょう。
次はこの譜面を演奏してみましょう。

上と同じように32分音符を使ったフィルインです。
今度はハイタムからスネアに戻る動きも入っています。
動きが複雑になると打点がスネアやタム類の中心から外れやすくなります。
出来るだけ中心を狙えるぐらいゆっくりなテンポから練習して徐々にテンポを上げていくようにしましょう。
シングルストロークはドラムを演奏するうえで必要不可欠な基本的な奏法になるのでしっかり練習して習得しておきましょう。
では今日はここまで!!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!!
ドラムに関する質問やリクエスト等ありましたらお気軽にお問い合わせください。
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