皆さんこんばんは。
最近は電車をあまり使わずできる限り自転車でレッスンに行っていることにより自転車を漕ぐのがすごく速くなったのですが
先日
折り畳み自転車ほどの小型自転車に乗った外国人にぶち抜かれてしまい世界の壁の厚さを痛感した
ヒデナリズムこと東秀也です。
まだまだ世界への道は険しいようです。
さて今日は片手での16BEATについて解説していきたいと思います。
片手での16 BEATとは?
片手での16ビートとは呼んで字のごとく片手で演奏する16ビートです。
以前に16ビートについては少し解説していますがその時は両手での16ビートを解説させてもらいました。
「16ビートは両手で演奏するものなのにわざわざ片手で演奏する必要があるの?」
と思う方もいるでしょうが
ズバリ!!
雰囲気が全然変わります!!
片手でしか出せないニュアンスがあるので是非知っておきましょう。
またなぜ今回この16 BEATを解説するのかというと前回の記事で解説したダウンアップ奏法を使って演奏される事が多いので前回の記事でダウンアップ奏法を覚えてからこのリズムでその練習してもらえると良いと思います。
片手での16 BEATの動きとポイント
まずはこの楽譜を演奏してみましょう。

片手での16 BEATは当然両手での16 BEATに比べてテンポが上がらないのでスローからミディアムテンポで使われます。
実際に演奏してみるとこんな感じです。
今回はダウンアップ奏法を使って演奏していますがゆっくりしたテンポの際は無理にダウンアップ奏法を使わなくても大丈夫です。
テンポが上がってハイハットを叩く手が遅れそうになったりゆっくりしたテンポでも表拍にアクセントをつけたい際にダウンアップ奏法を使いましょう。
注意点は両手での16 BEATと同じく音符が細かいので手と足がずれやすくなるのでしっかり揃えながら練習しましょう。
また両手をクロスしたフォームのまま16 BEATを叩くので右手の速い動きのせいで左手の音量が小さくなったり右手と左手がぶつかってしまったりしやすくなるのでまず左手は手首のスナップを利かせてしっかり打ち出すよう意識し両手共に楽に叩けるようハイハットの叩く位置や角度なども模索しながら練習するようにしましょう。
片手での16 BEATのバリエーションとポイント
では次は片手での16 BEATのリズムに変化をつけていきましょう。
まずはこの楽譜を演奏してみましょう。

上のリズムのバスドラムを変化させてパターンです。
実際に演奏してみるとこんな感じです。
ダウンアップ奏法で演奏するとハイハットとバスドラムがずれやすくなるのでそこを合わせるよう意識しながら練習しましょう。
次はこの楽譜を演奏してみましょう。

先程のリズムよりバスドラムが細かく入っているリズムです。
実際に演奏してみるとこんな感じです。
2拍目最後と3拍目の最初の手足がきっちり揃うように意識しましょう。
次はこの楽譜を演奏してみましょう。

先程のリズムより更にバスドラムが細かく入っているリズムです。
このリズムのように細かく色々な箇所にバスドラムを入れることによってリズムの雰囲気を変えていくことができます。
ただこのように細かくバスドラムが入るとダウンアップ奏法の動きとバスドラムが揃っているのかが確認しづらくなり大体のタイミングで演奏してしまいがちです。
そうなってしまうとリズムがいい加減にに聴こえてしまいます。
ですのでこういった複雑なフレーズは出来る限り遅くして練習するようにしましょう。
その際少しだけ遅くして練習するのではなく目一杯遅くして練習する事をおすすめします。
ドラムは何よりタイミングが命の楽器です。
そのタイミングがしっかり掴めていない状態でテンポを上げても綺麗なリズムにはならずまたゆっくりなテンポからやり直す事になってしまいます。
ですがすごくゆっくりなテンポから練習してきっちりとしたタイミングを体に覚えさせれるとテンポは簡単に上がっていきます。
ですので結局のところすごくゆっくりしたテンポから練習する事が一番の近道になるのでゆっくりから始める癖を付けておきましょう。
ということで何個かフレーズを載せてみましたが今回はバスドラムを変化させただけですが工夫次第でもっと色々な事が出来るので一度試してみてください。
では今日はここまで!!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!!
ドラムに関する質問やリクエスト等ありましたらお気軽にお問い合わせください。
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